器好きな人のこの1枚

器好きな人のこの1枚

2019/05/04

【vol.1~後編~】薬膳ヨガで活躍する「深井みほ子」さんの1枚とは?

深井みほ子さんへのインタビュー後編です。

Q日常づかいしている器を教えてください

■お茶タイムに寄り添う、デザイン違いのマグ

これはURBAN RESEARCH DOORS(アーバンリサーチドアーズ)で購入しました。私はお茶タイムをすごく大事にしていて、そのための道具を1つずつ買いそろえていったうちの1つです。

starnetという益子の街おこしプロジェクトの一環でつくられたものみたいです。

お茶にもコーヒーにも両方いけるな~って目に留まり、たっぷり入りそうな形と優しい色合いに惹かれました。取っ手が大きくて手が入れやすく、持ちやすいのもお気に入りの理由です。

デザインはこの2種類。みんな形が少しずつ違って、自分の気持ちに合ったものを1つずつ。 だからこの2つも微妙に高さが違います(笑)。手作りのものって、手にするとホッとする。だからお茶タイムに欠かせない器です。

Q深井みほ子さんにとって器とはどんな存在ですか?

■“今の幸せ”を教えてくれる日々の相棒

器って、ふと立ち止まった時にいてくれる存在ですよね。

目標とか夢とか追いかける日々のなかで「私、今、とっくに幸せだった」って思わせてくれるのが器なんだと思います。まだ足りない、まだ足りないって思う毎日に、ふと我に返るきっかけを与えてくれるツール。

コーヒーが入って、トーストがのって、いい匂いもしてくると…。

「あ~今もうこんなに幸せだった~~」って思うし、ワクワクもさせてくれる。

だから買う時は、これからの人生を一緒に生きていく! と思えるぐらいの器を選びます。何をこの子はくれるかな?どんな表情をみせてくれるかな?どんな幸せをくれるかな?って。だから器は、私の相棒ですね。

深井みほ子

株式会社Ladle代表取締役・薬膳ヨガ代表。東洋医学のメソッド「薬膳ヨガ」を確立後、鎌倉や鵠沼などで薬膳とヨガを合わせて学ぶライセンスコースや単発で参加できる様々な講座を開講。公式HPはこちら


文:田中恵子
はらぺこパブリッシングの代表。編集プロダクション、WEB制作会社などを経て30歳を期に独立。フードジャンルをメインに、主に紙媒体の編集・ライターとして活動。最近ではフードスタイリングやカフェプロデュースにも携わる。専らの食いしん坊。
写真:土肥さやか
はらぺこパブリッシングのカメラマン。撮影だけでなく、企画やスタイリングにも携わる。東京綜合写真専門学校卒業。スタジオメイユール勤務後、岡本真直氏に3年半師事のち独立。雑誌、広告、HPなど料理の写真をメインに撮影。撮影後の試食が至福の時。

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